先物取引とオプション取引の相違について

先物取引とオプション取引

先物取引の特徴 先物取引の特徴 はコメントを受け付けていません。

先物取引と聞くと大きな損失を出す危険な取引という、イメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
確かに先物は少ない資金で大きな金額を動かすことの出来る取引だけに、リスクも大きなものとなってしまいます。
しかし、先物はこれだけではなくリスクを回避するための手段としても用いることができるのです。

 

 

先物では実際の商品を対象とした商品先物がありますが、実際にこれを現物で取引するのは大変なので実際には取引で発生した差額の金額を決済する差金決済を取られることが一般的です。

 

 

とある小豆農家が安定経営のために、常に現在の相場価格である1000円で小豆を売りたいと思っていたとした場合、その農家は一年後に小豆を1000円で売るというポジションを先物によって持ちます。

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そして、一年後小豆の価格が暴落してしまい500円になっていると当然収穫した小豆は500円でしか売ることが出来ません。
しかし、先物によって1000円の売りポジションを持っていたため500円のプラスになるので小豆農家は損失を出さずに済むのです。
これが逆に1500円になってしまった場合、先物の売りポジションでは1000円で売る約束をしているので500円の損になってしまいます。
しかし、小豆の現物を持っているのでそれを1500円で売ることで損失を発生せず、当初の予定通り1000円で売ることができるのです。

プット(売る権利)とは プット(売る権利)とは はコメントを受け付けていません。

プットは売る権利を指します。対象となるのはいろいろなものがありますが、日本では例えば株価指数が多く用いられています。価格と期日を決めて契約を行います。例えば、3ヶ月後に15,000円で売ることができる権利を売買した場合、買い手は権利を持つことができ、売り手は義務を負うことになります。つまり、買い手は15,000円で売るこかどうかを選択することができるのですが、売り手は買い手が売ると決めれば買う義務が発生します。義務であるという点に注意が必要です。
ですから、例えば3ヶ月後の価格が16,000円だった場合には、買い手は15,000円で売るメリットはありませんから権利を行使しません。売り手は何もしなくて良いのです。売り手は売ったときの代金に相当する金額が利益となります。
3ヶ月後に14,000円になっていた場合、買い手は14,000円で売るよりも15,000円で売りたいと考えるのは当然のことでしょう。そのために、買い手は権利を行使し、売り手は15,000円で買わなければなりません。もしも不要であれば、15,000円で買ったものを市場で14,000円で売ることになるのですから、損失が発生することになります。

コール(買う権利)とは コール(買う権利)とは はコメントを受け付けていません。

コールとは買う権利を指します。権利ですから、権利を行使してもしなくても良いという点に注意しましょう。ですから、15,000円コールを買った場合、期日になればその価格がいくらになっていても15,000円で買うことができます。もしも価格が棒としていて、市場では20,000円で売買されていたとしても、期日には15,000円で買うことができるのです。これが権利という意味です。15,000円で買って、市場で20,000円で売ることができれば、5,000円分の利益を得る事ができます。もしも価格が下落して、例えば13,000円になったとします。もしも必要であれば市場で13,000円を出せば買うことができるのですが、権利を行使する必要はありません。
権利を売った投資家は、権利の買い手の判断によって義務を負うことになります。買い手が要求すれば15,000円で売らなければならない義務を負うことになります。市場価格が20,000円になっていた場合、買い手は権利を行使します。ですから、市場で20,000円で調達してきたものを、15,000円で売らなければならないのです。このような義務を負う代わりに、オプションを売ったときにリスクプレミアムを受け取ることができます。野菜02

オプションの種類について オプションの種類について はコメントを受け付けていません。

オプション取引というのは、主に権利の売買です。
権利の売買等ことは権利を買った人はあくまで権利ですので行使をするかしないかは、その人の自由です。
一方で権利を売った人は相手がその権利を行使してきた時に、それを受けなければならない義務が発生します。

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まず、買う権利とはあるものをある時期に、決められた価格で買うことが出来る権利のことを言います。
例えばこれがある株だとすると、現在500円の株を1か月後に500円で買うことができる権利を得たとします。
一ヶ月後に株価が550円になっていた場合、権利を行使して550円の株を500円で買うことができます。
逆に450円になっていた場合、500円で株を買う意味が無いので、権利を放棄するのです。

 

 

それでは売る権利はどのようなものかというと、これも同じように現在1000円の株を一ヶ月後に1000円で得る権利を得たとします。
一ヶ月後に株価が800円になっていれば、権利を行使することで1000円で売ることができます。
逆に1200円になっていた場合は1000円で売る意味がなくなってしまうので、権利を放棄することになるのです。

 

 

このようにオプション取引はあくまで権利のため、都合の良い時に権利を行使し、悪ければ放棄することができるのです。

オプションの売り手の場合 オプションの売り手の場合 はコメントを受け付けていません。

オプション取引には買いと売りがありますが、このふたつの違いは買い側は権利を得ることに対して、売り側は義務を追うことになります。

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つまり、買い側は自らに有利な状況になれば権利を行使し、不利な状況になれば権利を放棄することができますが、売り側は義務ですのでどれだけ不利な状況になっても、その義務をまっとうしなければならない責任が発生するのです。

 

 

オプション取引において売り手というのは勝率が非常に高い一方で、損失が青天井に膨らむおそれがあるため使い方次第では非常にリスクの高い取引になります。

 

 

これは、売り側というのは利益が発生するときはどれだけ相場が大幅に動いても、オプション料しか得ることはできませんが損失が発生する時にはポジション、と逆の方に値段が動けば動くほど損失が大きくなるためです。
そのため、オプション取引において売り側は利益は常に固定されてしまいますが、損失は無限大に発生するおそれがあるのです。

 

 

オプション取引を利用して売りの取引をする場合にはこのようなリスクをしっかりと、知識として身につけておかないと予想外の損失を出してしまい、自己資金以上の損失が発生することもありえるだけに十分に注意をしましょう。

オプションの買い手の場合 オプションの買い手の場合 はコメントを受け付けていません。

オプション取引において買い手というのは、非常に勝率が悪いという特徴があります。
そう聞くとオプション取引をする際には売り手が有利になるのかといえばそのようなわけではなく、売り手は勝率が高いかわりに利益は常に一定であり、損失が発生した時には青天井に損失が膨らんでくるというリスクをはらんでいるのです。

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つまり、買い側のメリットというのはこれの裏返しで、勝率が低いかわりに利益は無限大に得ることができる可能性があるのです。
これはどういう事かというと、例えばオプション取引で日経平均株価を10000円で購入することができる権利を買ったとします。
期日が来て日経平均株価が9000円に下がっていた場合は10000円で買う利点が無いため、権利を放棄することになりオプション料の分だけ損失が発生します。

 
この損失は日経平均株価がいくら下がろうとも変わること無く、損失は常にオプション料だけでも済むのです。
一方利益が出る場合には株価には上限が無いため、20000円にも30000円にもなることだってあり得るのです。
そのため、オプション取引において買い側というのは損失は常に一定で利益が出る時には、いくらでも利益が出るということもある取引なのです。

オプションの良さについて オプションの良さについて はコメントを受け付けていません。

オプション取引の良さは、目的によって異なるでしょう。リスクを抑えるために取引を行っている人の場合には、リスクヘッジに用いることができるという点は優れています。価格が下がるリスクや、あるいは上がるリスクを抑えるために、比較的安い料金でヘッジすることができるのです。他の方法よりも安いですからメリットは大きいと考えられます。また、一定の料金を支払っておけば、それ以上の損失を発生させることはありません。

 
投機的に取り引きをする人にとってもメリットはあって、値動きが比較的大きいことが挙げられます。レバレッジをかける事もできますから、小さい資金で売買をしたい人にとっても優れていると考えられます。また、値動きがなくても収益機会があるというメリットは大きいでしょう。値動きのない場合には、コールでもプットでも売っておけば利益を得る事ができます。

 
実需としてのヘッジに用いる事もできますし、投機的な取引を行うこともできます。基本的にはリスクを取引するための金融商品ですから、リスクを抑えたい人にとってもメリットはありますし、積極的にリスクをとって利益を得ていきたいと考えている人にとってもメリットは大きいと考えられます。赤かぶ01

損益線が特徴的 損益線が特徴的 はコメントを受け付けていません。

損益図というのは将来の市場価格によって、商品の損益の状態がどのように変化するのかをグラフ表示して、横軸に決済日の市場価格を表わして、縦軸には損益のメモリをとったグラフになっています。

 

金融商品の損益は基本的に買いと売りがセットになって確定されるので、売買から生まれた差益を分かりやすく表示したものが損益図です。特徴的な損益線としてはロングポジションがあり、これは金融商品を顧客が買い待ちをしている状態なので、右上がりの直線となり、将来的に利益を見込むことが出来るグラフとなっています。

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ショートポジションは現物市場や先物の売りを顧客が待っている状態でグラフは右下がりになります。

 

この場合は将来的に損失が出る可能性があるので、投資を慎重にする必要があります。スクエアというのは損益が確定している取引の損益図で損益が確定しているので、リスクが全く無い状態を表わしています。この直線が見られる場合はヘッジ取引によって市場リスクが回避されているので、為替リスクの無い円建ての取引などがこれに該当します。ロングコールはコールオプションを買い待ちしているということを表わすグラフで、グラフはある時点までは横軸に平行な直線になります。